【ベルモンド】の映画を観る – おすすめ作品リスト。

みなさん、こんにちは。

今日は、今まで観てきた【ベルモンド】の主演作品を、むりやりランク付けしてみました。

完全に私の好みによる、独断と偏見で判定してます。みなさんの評価と違ったらごめんなさい。

まだ観てない作品もあるので、新たに鑑賞したり、再鑑賞したりで、今後も評価順位がすこし変わることもあります。

それではどうぞ、ごらんください♪

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【ベルモンド】主演作品ランク付け

 【タイトル名】から、各作品のレビュー記事へ飛べます。

1位【冬の猿】

監督:アンリ・ヴェルヌイユ
出演:ベルモンド、ジャン・ギャバン
1962年・ドラマ・白黒

冬のある日、ふと迷い込んできた酔っ払いの若猿によって、妻に誓って長く酒断ちしていた偏屈爺さんのモノトーンな生活に、色味が添えられていく様を描く。親子くらい年の離れた男ふたりが「酔い」を種に友情を培ってゆく話。詩的な情景・会話・小話がそこら中に散りばめられた、何度も鑑賞したくなる、温かく美しい作品。

2位【リオの男】

監督:フィリップ・ド・ブロカ
出演:ベルモンド、フランソワズ・ドルレアック
1964年・アドベンチャー

ブラジルを舞台に、宝の在処を指し示す3体のアマゾン古代文明像をめぐって繰り広げられるアドベンチャー。手に汗握るタイプではなく、冒険バンデシネ「タンタン」風の小洒落たノリが好きな人向け。テンポ・ユーモア・ストーリー全てがバランス良くまとまった作品。

3位【勝手にしやがれ】

監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ベルモンド、ジーン・セバーグ
1960年・ドラマ

当たり前のように車は盗み、警察は殺し、彼女の金をも盗む、どうしょうもない若者ミシェルと、英語訛りのフラ語が可愛いジャーナリスト女学生の男女話。フランス映画と言えば〜のイメージを代表するヌーヴェルヴァーグですが、本作はまだ観やすくて、かつベルモンドのチャラ男な演技がウマすぎなので、個人的評価は高い作品。

4位【おかしなおかしな大冒険】

監督:フィリップ・ド・ブロカ
出演:ベルモンド、ジャクリンヌ・ビセット
1973年・スパイコメディ

大衆小説家の書く物語の世界と、現実の彼の日常とが同時進行で描れ、その2つの世界は同じ登場人物によって関連付けられています。つまり現実ではパッとしない小説家も、ストーリー内では 007 並みの美男子。こうして現実の鬱憤を小説内で晴らしていき… 非常に良く練られたスパイ物パロディー。個人的には「リオの男」よりも本作の方が好きなのですが、「リオ」の方が作品として全体的なバランスが良いので上位にしました。

5位【太陽の下の10万ドル】

監督:アンリ・ヴェルヌイユ
出演:ベルモンド、リノ・ヴァンチュラ
1964年・アドベンチャーコメディ・白黒

モロッコの砂漠や山岳地帯を大型車が暴走する、汗臭い、ホコリ臭い、仏流ウエスタン・ロードムービーのコメディ。トラックがトレーラーを追っかけ、親友が敵になり、仕掛けてシテやられての繰り返し。ベルモンドだけでなく、ヴァンチュラやベルナール・ブリエも最高にいい味を出します。スリル系ではないけれど、挿入話や会話がとっても楽しい作品。

6位【プロフェッショナル】

監督:ジョルジュ・ロトネル
出演:ベルモンド、ロベール・オッセン
1981年・アクション

国と旧友らに見捨てられ復讐にでる元諜報員を演じる、静かな男ベルモンドが見られる作品。助演俳優たちがまた最高で、みんな素晴らしい存在感を放ちます。そこへモリコーネの音楽 « Chi mai » がほろ苦さを添え、アクション映画の割に何とも情緒ある作品に仕上がっています。

7位【ボルサリーノ】

監督:ジャック・ドレー
出演:ベルモンド、アラン・ドロン
1970年・犯罪

フランス映画界の2大スター、ドロンとベルモンドの夢のようなライバル共演。そのならず者2人が力を合わせてマルセイユを仕切るようになるという、またしても夢のようなストーリー。ギャング物のわりに血生臭くなく、明るく軽快。帽子ブランド「ボルサリーノ」をはじめ、衣装もデコもやたらと豪華絢爛。それなりに感じ良くまとまった作品です。でもまあ、ベルモンドとドロンの変な緊張感が漂っており、観ていて若干コソバイのは否めません。

8位【気狂いピエロ】

監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ベルモンド、アンナ・カリーナ
1965年・ドラマ

感想の述べ方がいまいち良く分からない作品。頭で楽しむのは難しいけど、作品の美術的な風合は素敵なので、目では楽しめます。ベルモンドとカリーナのアナーキーな脱力感は絶品。話のネタに一度は観ておくといいかも、な作品。

9位【ムッシュとマドモアゼル】

監督:クロード・ジディ
出演:ベルモンド、ラクエル・ウェルチ
1977年・コメディ

いつも最後の最後で失敗する、スタントマンを演じるベルモンド。スタントをこよなく愛した俳優ベルモンドの、華麗なる身のこなしが堪能できる、彼の為の作品。セクシー女優ラクエル・ウェルチとともに繰り広げる、バカバカしくも、とても感じの良いコメディ。

10位【女は女である】

監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ベルモンド、ブリアリ、アンナ・カリーナ
1961年・ロマンス

訛りのあるフラ語を話すカリーナと、ベルモンドとブリアリの3人が繰り広げる変なカップル愛ストーリー。テンポも内容もゆるいので、つまんなくて最初の15分くらいで観るのやめようと思いつつ、ベルモンドのおかげでズルズルと観てしまういつものパターン。ゴダール節がだいぶ表面化してきた頃で、「ピエロ」の下書きみたいな作品。

 

先日88歳で旅立ったフランス映画史の大スター、ジャン=ポール・ベルモンド。サンジェルマンデプレの教会で行われた彼の葬儀では、ファンたちが「ありがとーベベル ‼︎」と何度も叫んでいたのが印象的でした。本当にステキな映画俳優です。

ちなみに彼のニックネーム「ベベル」ですが、本当は「ペペル」だったのを、ある編集者が間違えて記載したのが始まりだそう。ペペルとは、ベルモンドが演劇学校時代に憧れたジャン・ギャバン演じる « どん底 » の人物名ぺペルからとったそうです。

最初は彼のヘラヘラした雰囲気が好みではなかったのですが、何だかんだと彼の作品を観ているうちに、すっかりファンになってしまいました。彼を嫌いな俳優にあげる人はいないのでは?と思うくらい、フランス人みんなに好かれた俳優という印象です。

ベルモンドの魅力に乾杯!