仏映画【エースの中のエース】家族で楽しむベルモンド

みなさん、こんにちは。

今日はベルモンドの出演する映画【エースの中のエース】の紹介です。

家族みんなで楽しめる、ノリの良い作品。

 今の子はマセてるけど、私が子供の時にコレを観てたら、きっとベルモンドを生スーパーマンと思っただろうな…

 

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作品情報

【エースの中のエース】

原題 « L’as des as »
監督 ジェラール・ウーリー
出演 ジャン=ポール・ベルモンド
   マリー=フランス・ピジェ
   ラシド・フェラシュ
   フランク・ホフマン
   ギュンター・マイズナ

音楽 ヴラディミール・コズマ
公開年 1982年
上映時間 100分
ジャンル アクションコメディ

あらすじ

1916年、第一次大戦の最中。一対一の熱い空中戦と地上バトルを繰り広げた仏独の空軍エース、ジョーとギュンター。ふたりは和解して友達になり、その戦場の窮地を一緒に逃れた。

1936年の夏。ジョーは、ベルリンオリンピックに参加するボクシングチームのコーチをしており、チームと共に列車でベルリンへ向かう。途中で出会った女性ジャーナリストのギャビーに近づくも傍ら、両親を失った10歳のユダヤ少年シモンに懐かれる。

ベルリンに到着すると、少年シモンがひとり駅に残っている。迎えにくるはずの叔父が来ないのだ。ジョーはシモンをタクシーで叔父の本屋に送り届けるが、店はナチが荒らしている最中だった。叔父ら一家は寸前で避難しており、少年シモンと共にしばらくホテルに身を隠すことにする。

ジョーは、今ではドイツ空軍の将軍になっている旧友ギュンターに力になってもらい、シモン一家をオーストリアに逃す手筈を整える。ジョーと共に一家はうまく国境を越えたと思ったが、途中の思わぬミスで、実はヒトラーの別荘にたどり着いてしまう。そこにはヒトラーの姉アンゲラをはじめ、ギュンター、ギャビーもいた。ジョーはまたしても、一家をヒトラーの別荘からオーストリアへ逃すことに奮闘する。

感想

ウーリーのコメディは大好きです。入れ歯が喋ったり、人懐っこい小熊が出て来たり、ヒトラーの姉アンゲラに髭をつけてみたり、もちろんヒトラーを小馬鹿にするのも忘れません。何でもない些細なことなんですが、笑のスパイスが良く効いています。もちろんベルモンドはアクションも見せてくれるし、顔の表情も豊かだし、安心して観てられました。ギュンターのような、敵側の「良い奴」はありがちな設定ですが、温かい人間味が感じられ、やっぱり観ていて心地いいものです。

そして、ギャビー役のマリー=フランス・ピジェ。花を添える役ですが、まあとにかく美しい。ダルそうな視線と、色っぽい喋り方、線も細くてしなやか。こんな女性が「美しい」と言われるんだろうなぁと思いつつ、ずっと彼女に釘付けでした。と同時に、プールの底で沈んでいるのを発見されたという、彼女のミステリアスな最期をふと思い出していました… 

ちょっと子供っぽくて軽い仕上がりで、ウーリーの傑作でもベルモンドのトップ作品でもないですが、軽快なテンポで観れる、とても楽しい作品でした。

おまけ

走る車から後続のバイクに向けて、タイヤを投げつける場面。少年シモンがハンドルを握りますが、実際はこの間、ハンドルは遠隔操作されていました。しかし偶然にも、スタント中のベルモンドの袖がコントローラーに当たり、車を遠隔操作からハンドル操作に切り替えてしまいます。少年シモンの背丈ではブレーキに足が届かず、車は暴走を続け、有名スタントマンのレミー・ジュリエンヌが車に飛び移って停車させ、事なきを得ます。

参考参照
star actu :« L’as des as »avec Jean-Paul Belmondo : 5choses à savoir sur le film de France 3