レユニオンの料理「ルマザヴ」

マダガスカル料理【ロマザヴ風】とブルグル添え/ 洋梨のタルトタタン

パリに上京してくると、毎回うちに泊まるマダガスカル人の友達がいます。

彼はほかにもパリにたくさん友達がいるのに、毎回うちです。

彼曰く、毎日お米を食べる家がココだからだそう。

 

彼はマダガスカルで生まれ、毎日お米と共に育ちました。

もう何十年もパンの国フランスに住んでるけど、米を1日1回は食べないと辛いと言います。

日本とマダガスカルは、ものすごく離れているけど、同じ島国で、同じ米食文化。

彼と話していると、物の見方や考え方など、なにやら日本人と共通した感覚があるのを感じます。

 

今回は、その米好きの彼が教えてくれた、マダガスカル郷土料理【ルマザヴ風】を紹介します。

 

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マダガスカル料理【ロマザヴ風】レシピ

マダガスカルの家庭料理「ロマザブ/Romazave」。簡単にいえば「肉と青菜のニンニク生姜風味の汁煮物」で、白ゴハンといただきます。手の込んだ料理ではないですが、ワンプレートでサラッと済ませたいランチにはもってこいです。

本来この料理に使う青菜は「ブレッドマファンヌ/Brède mafane」と呼ばれる、クレソンの様な辛味のあるキク科の植物。球形の黄色い花の部分は味が独特で、口がマヒするような変な感覚を起こさせます。現地以外では入手が困難なため、今回は「バジル」で代用。よって「ロマザブ風」としています。

レユニオンの料理「ルマザヴ」風を作る。

お米の代わりに添えた挽き割り小麦「ブルグル」。クスクスの様に熱湯で戻すだけで食べれるので、急ぐ時には便利。クスクスはノドが詰まりそうになるけど、ブルグルは粒が粗くちゃんと噛めるので食べやすい。

 材料 (4食分)

燻製豚バラ厚切り(燻製ソーセージ)*   好きなだけ
玉ねぎ : 大2(クシ切り)
トマト : 大2(湯むきして粗切り)
生姜 : ひとかけ(みじん)
ニンニク : ひとかけ(潰す)
塩コショウ : 適宜
バジル* : 好きなだけ大量 

肉は豚でも牛でも何でもOK。完全な赤身より、少々脂っぽい方がこの料理には合う。燻製肉は少し入れると風味が立って美味。

バジルのほか、クレソン、ルッコラ、ほうれん草とのミックスでも美味。

ルマザヴの作り方ルマザヴの作り方

作り方

①鍋で一口大に切った肉をざっと炒め、皿に上げておく。

②同じ鍋で玉ねぎを炒める。

③玉ねぎが透明になったら生姜・ニンニク・トマトを投入。肉を戻し入れる。

④具材全体が馴染んだら、具が被るくらい水 (ブイヨン) を入れ20分ほど煮る。塩気が足りなければ足す。

⑤肉が煮えたら、洗ったバジルをドッサリ入れる。バジルがシンナリしたらOK

⑥白ゴハンを添えていただく。

 

🌶辛いのが好きな人は唐辛子ペーストを添えてどうぞ。使う肉が脂っこいほど、唐辛子や以前紹介したルガイユソースが良く合います。

おまけのデザート【洋梨のタルトタタン】

洋梨のタルト・タタン。

本来タルトタタンはリンゴですが、洋梨で作りました。ウィリアムとアンジュという2種類を使用。

タルトタタンは色々なレシピが存在します。私はフライパンでリンゴ(洋梨)をバターソテーして火を通してから型に詰めます。

ソテーの段階で洋梨の水分をかなり飛ばしたつもりでしたが、出来上がりの汁気が多くなりました。洋梨の甘みと全体のカロリーを考慮し、型の底に敷くカラメル濃度をかなり薄くしたので、出来上がりがサラッとしすぎたのかもしれません。

洋梨の上にかぶせるタルト生地は、アーモンドプードルをたっぷり使いました。洋梨の風味とアーモンドの香りが、よく合っていたと思います。

オーブンから出した洋梨タルトタタン。

焼きあがったタルト生地の表面が、凸凹していても無視。どうせひっくり返すので見えません。

オーブンから出した洋梨タルトタタンに重石をする。

オーブンから出したら熱いうちに、コップの底などで、タルト生地部分を静かに押さえます。上の写真は、ヒヨコ豆を詰めた別の型を重石にしてます。タルト生地と果物がグッと詰まるので、冷めると型がしっかりつきます。

タルト系は、室温で食べるのが私は一番美味しく感じます。冷蔵庫で保存することもあると思いますが、食べる時は室温に戻すか、温める方が美味しいと思います。なぜだか冷蔵庫で冷えきったタルトは、美味しくないです。

以上おまけの、洋梨のタルトタタンでした。普通のタルトタタンに飽きた人は、洋梨で作ってみてくださいね。

 

今思えば、マダガスカル料理のデザートに「洋梨のタルトタタン」はズレてましたね。。。もしメニューにこだわるなら、ココナッツやヴァニラ、バナナやパイナップル系の粉物ケーキや、アイスの方が似合うと思います。

この「ルマザヴ風」レシピは、マダガスカル人から教わりました。本当にバジルの使い方が、目からウロコだったレシピです。ハーブで香りづけに使うとか、イタリア風ペーストにするしか使ったことのなかったバジル。それを火を通して、菜っ葉みたいにドッサリ食べるとは驚きです。風味が強すぎるのでは?とバジル好きの私も引き腰だったのですが、案外快適にペロッと食べれました。

それではまた♪

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