ドイツやベルギーに負けず、フランスもチョコが美味しいです。
街にはチョコ職人が多くいて、彼らの作る香り豊かな粒チョコはまるで宝石のよう。「〇〇産カカオ」など原材料にもこだわります。
そういった高級な職人チョコは、手土産や贈物など少し特別な日用です。普段、自分が食べる分にはスーパーで十分。種類も多く、手頃な価格で美味しいものが見つかります。
ナッツやドライフルーツ入り、プラリネ、クッキー入り、カカオ含有量や産地別など。ブランドや味の選択肢がとても多く、あれこれ試し出したらキリがないほどです。
概して大人たちは、カカオがしっかり感じられるブラックが好きです。そのためチョコ職人のお店では、必ずブラックだけの詰め合わせが用意されてます。
そして子供たちは、やっぱりミルクチョコ。ヘーゼルナッツペーストと合わされていることが多いです。
ちなみに、こちらの子供たちが板チョコを食べるときは、カケラに割って食べるというよりも、豪快にそのまま板にかぶり付きます。さすがに高級チョコでこの食べ方はできませんが、気軽な板チョコでなら、オトナだってやってみてもいいかも!
「チョコレートムース」レシピ
「チョコレート」はどちらかというと、寒い冬が似合うように思います。暑い夏には、あまり食べたいと思わなくなります。ですがあえて夏に、冷蔵庫でキンキンに冷やした「チョコレートムース」を、キンキンに冷やしたシャンパンとともに味わってみてください。ディナーの最高のデザートになります。
材料 製菓用ブラックチョコ : 150g 卵 : 4個 砂糖 : 25g バター(有塩) : 25g カルーア(コーヒーリキュール) : 適宜お好みで
作り方
①チョコを刻む。ボールにバターと刻みチョコを入れ湯煎にかける。ツヤツヤに溶けたら湯から外し冷ましておく。
②別のボールに卵黄と卵白をそれぞれ分け入れる。
③卵黄に砂糖を合わせ、モッタリするまで泡立て器で混ぜる。
④卵黄液③をチョコ液①に入れヘラでよく混ぜる。大人向けはカルーアを入れる。
⑤卵白に一つまみの塩を入れて、固めのメレンゲを立てる。
⑥チョコ液④に一塊りのメレンゲを入れ、しっかり混ぜ込んで馴染ませる。
⑦残りのメレンゲは数回に分け入れ、泡を潰さず切る様に混ぜ込む。
⑧できたムースをカップによそい、冷蔵庫で最低1時間は冷やす。
ポイント - 卵は新鮮なものをつかうこと。 - 作り慣れたらカカオ85%チョコなどを少し足しても。味濃く、より締まった生地の大人向けムースになる。