ヘンな野菜【アーティチョーク】フランス伝統の基本の食べ方を観察。

 

アーティチョークはアザミの仲間。若いころのツボミを食べます。食用にされているものには2タイプあります。

ひとつは写真↓のように、手のひら大のボッテリしたタイプ。もう一つは、薄くムラサキ色の入った小型で細長いタイプ。

紫の小型の方が、中心部を食べます。柔らかくておいしいく、若干高価です。よくマリネにされています。食感は柔らかいタケノコってな感じかな。

今回は、定番タイプの大き方の食べ方の紹介です。

大き方は、周りのガクみたいなのを引っ剥がして食べていきます。中心部分は花托を食べます。食感は、イモ栗まめ系。うっすら甘いです。

フランスではユモリストで大人気だったコリューシュが、アーティチョークは貧乏人の食事と表現したのは有名です。なぜなら « 食べ始めた時よりも、食べ終わったときの方が、お皿の上にある物のカサが増えている唯一の料理 »だから。

それでは本当にカサが増える料理なのか、見てみましょう。

Les artichauts, c’est un vrai plat de pauvres. C’est le seul plat que quand t’as fini de manger, t’en as plus dans ton assiette que quand tu as commencé !     Coluche

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下ごしらえと調理

 

このレシピに、たいそうな下準備と調理はありません。茎の部分を切るかヒネリ取り、さっと水であらってホコリをとります。

蒸し器にセットして、そのまま蒸します。蒸せたかどうかは、葉を一枚ひっ張ってみます。葉を軽く引っ張って、スコッと抜けたらOK。

または、少し塩を入れ沸騰した湯で湯がきます。色ドメに塩水にレモン汁を少々入れてもいいです。同じく葉が抜けるようになったらOK。

アーティチョークは火を通したあとは、長持ちしません。酸化が速く、葉に毒性が出てきてしまいます。食べる前に食べる分を調理するようにします。

食べ方

↑さあ、食べ始めましょう。温かいうちに食べる方がウマミがよく感じられると思います。

伝統的なのは、オリーブオイルとバルサミコに浸しながら食べる方法。そのままでも、いけます。ソースは自分の好みで色々ためしてみましょう。

葉を一枚一枚と引っぱがして、付け根側を歯でシゴいて食べていきます。

↑中心まできました。この大きいタイプのアーティチョークは、ここから先は固いのでたべられません。この時点で、残った葉をすべて引っぱがします。

↑すると、下にはいっぱい毛のようなものが。これが花として咲く部分なんでしょうね。ここも食べられないので剥します。

この作業がアーティチョーク丸ごと蒸しを食べる時の、最大の難関です。難しいわけじゃないけど、手やらテーブルが毛だらけになって、けっこうイライラします。

↑やっと花托が現れました。ここが上品に甘くて一番美味しいところです。この部分を食べるまでに、なんと時間と手間がかかったことか!なのに、ふた口ぐらいで食べ終わるボリュームしかないので、じっくり味わいましょう。

↑食べ終わったあとです。丸かったアーティチョークはすべて解体されました。確かに、お皿にある物のカサは増えてますね。

 

おわりに

カラダにも良いと言われているアーティチョーク。瓶詰やカン詰でも手に入りますが、もし生を入手できたら、ナチュラルに蒸すか湯がくかして食べてみてください。ウマ味がダイレクトに感じられます。野菜好きな女性には一押しです。