みなさん、こんにちは。今回はフランス語の『曜日』についてです。
冠詞をつける場合とつけない場合で、どのように意味が変わってくるのかをみてみたいと思います。
これだけはおさえておく『曜日』の基本ポイント
何がなんでもこれだけは覚えます。
1週間の曜日 Les jours de la semaine
月 lundi ランディ
火 mardi マるディ
水 mercredi メるクるディ
木 jeudi ジュディ
金 vendredi ヴォンドゥるディ
土 samedi サムディ
日 dimanche ディモンシュ
曜日に前置詞はつきません。( 例外はあいさつの « À lundi ! » じゃ月曜日にね!)
【無冠詞】 Dimanche 今週の日曜日
【定冠詞】 Le dimanche 毎日曜日
= les dimanches (複数 s がつきます)
【不定冠詞】Un dimanche ある日曜日
以上が、とにかく頭にタタキこんでおくポイントです。
もうすこし踏み込みたい方は、以下で【曜日と冠詞】について詳しくみていきましょ。
【無冠詞】+ 曜日 lundi
1 曜日を単独でつかう。
曜日だけ単独でつかわれる場合、話してる時点から一番近いその曜日をさします。「今週の曜日」について話すときは、なにもつけないこのパターンが多いです。
Elle est arrivée lundi. Elle repart dimanche.
エレタりヴェランディ エルるパーディモンシュ
つまり彼女は、今週の月曜日に到着していて、今週の日曜日に立つことになります。
2 dernier / prochain をつける。
Elle est arrivée lundi dernier. Elle repart dimanche prochain.
エレタリヴェランディデるニエ. エルるパーディモンシュプろシャン
彼女は前の月曜に到着していて、次の日曜に立つ。
この『 曜日 + dernier / prochain 』は「前の/次の○曜日」と話の時点から一番近いその曜日を指します。
ですが話の時点によっては『 lundi dernier 今週/先週の月曜日 』『dimanche prochain 今週/来週の日曜日』ととれてしまい、意外とスッキリしない中途半端な表現です。
そのため情報をより明確にしなければならない時は、
ce dimanche
スディモンシュ
今週の日曜
lundi de la semaine dernière
ランディドゥラスメンヌデる二エーる
先週の月曜
le dimanche qui vient
ルディモンシュキヴィヤン
次にやってくる日曜
など、きっちり表現します。
【定冠詞】+ 曜日 le lundi /les lundis
Le + 曜日
【Le+曜日】は「毎週○曜日」を表し「習慣」になっている様子がうかがえます。
Il va chez ses parents le lundi.
(= les lundis / tous les lundis / chaques lundis )
彼は毎週月曜に両親の家に行く。
Le jeudi matin, j’ai mon cours de piano.
毎週木曜日の朝はピアノのレッスンがある。
Les + 曜日s
【Les+曜日s】も【Le+曜日】と同様に「毎週○曜日」を意味し、習慣を表すことができます。
曜日につける複数「s」も忘れずに。
下の例文のように期間が限定されてる場合は、 LES を使用することが多いです。
Le restaurant sera fermé les mercredis d’août.
ルれストろんスらフェるメ レメるクるディドゥットゥ
レストランは8月の水曜日は閉まっている。
8月の水曜日は4回あると分かっているので「le」でなく「les」を使っています。
【不定冠詞】+ 曜日 un lundi
これは 『ある○曜日』をあらわします。どんな曜日なのか形容される場合にも不定冠詞がつきます。
Il est né un samedi.
彼は(とある)土曜日にうまれた。
Cette année, le Noël sera un dimanche.
今年のノエルは日曜日だ。
Un beau dimanche
きれいに晴れた日曜
おわりに
「基本のポイント」さえしっかりおさえておけば、まずOK。会話では、情報が明確に理解できなくても、その場で言い換えて再確認してゆけばよいので大丈夫。今回は Les jours de la semaine『曜日』についてでした。