ブツブツや穴がキモチ悪い!【トライポフォビア】はどんな感覚?

 

トライポフォビアという名が付いているとは知らなかったのですが…

私自身がこの症状を持っていてこ、長年ブツブツに対する自分の反応を理解できないでいました。

実生活に障害が出るものでもないので、深くは考えたことがなかったのですが、今回自分なりに、この変な症状を観察してみました。

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ブツブツ嫌い発見のきっかけ

 

ブツブツが実に奇妙な感覚を与えると気づいたのは、実家で栽培されていたハスの花托を見た時。

トライポフォビックには定番のアレです。

花びらが落ちて脱水し、茶色く固くなった花托を見ると、無性に破壊したくなるのです。実際、破壊していました。

その行動がまったく理解できない母には、どうにも奇行に映ったようです。私はけっこう必死になって壊していたのです。

母は干からびた花托のどこが気持ち悪いの分からないと言うのですが、こちらにしたら、干からびていない緑色のうちから既に気持ち悪いのです。

ちなみに、兄弟の1人と祖父もこの症状を持っています。

キモイのは「目地」

 

ネットでトライポフォビアという言葉に出会ってから、書いてあることを色々読んでみました。

どれも「小さい物や穴の集合体が怖い」と書いてあります。確かにそうです。でも微妙に説明が足りません。どの記事を読んでも、トライポフォビアでない人が書いているのかなと感じられるのです。

厳密に言えば、穴やちっこい物の集合体が怖いんではなく、その集合体に際立った「目地」を感じると怖いのです。

だから、穴でなくても「目地」の感じられる集合体であれば怖いのです。そして、不規則なモチーフであるものは、規則的なモチーフより恐怖が強いです。

規則正しくキレイに並んだ蜂の巣よりも、不規則なハスの花托の方が何倍も気持ち悪いのです。( あくまで私の場合ですが )

 

たとえば、無数のちっさい黒い鳥が、青い空を背景に、群れを成して飛んでいるのもダメ。おまけに鳥の編隊が微妙に変化するから余計に耐えられない。

蛇口からポツポツと落ちた水滴が、ステンレス台の上に表面張力でぷっくり盛り上がって、一箇所に細かく散らばっているのもダメ。

青い空が密集した黒い小鳥群との目地になり、ステンレスが盛り上がった水滴群との目地になるからです。

言い換えれば、黒い鳥の縁がクッキリとしているから、盛り上がった水滴の縁がプックリしているから、目地をハッキリと感じると言えます。

つまり、こんなのがもうちょっと密集していると、もうアウト!↓(コレでもすでにきてます…)

その恐怖とはどんな感じ

 

フォビア命名されてるので今まで「恐怖」と書いてきましたが、正確には「気持ち悪い」と「破壊したい」という二つの感覚です。私の場合「怖い」という感覚はありません。

「気持ち悪い」も、肌が痒くなるとか言うのでなく、胃のあたりから吐き気がムクムクと上がってくる感じ。

そしておかしなことに、この「気持ち悪い」の中に「気持ちいい」が極々微量、混在しているのです。どうも「気持ち悪い」と「気持ちいい」が紙一重のような感じ。

 

ネットを見ていると、この症状は病原菌や感染などからの回避反応や深層恐怖、とかいったことが書かれています。

ですが個人的には、幼少期の体験ではないかなと思ったりします。自分なりに、いつからこの症状を意識し始めたかとか考えてみたのですが…

ひとつハッキリ覚えているものは、それは子供の頃に見た漫画です。

ちっこい虫が無数に集まっている画を見たとき、それはそれは、もう強烈なショックを受けたのです。何日間もその映像に悩まされました。

その時の感覚が、いまの私がブツブツを見たときに感じるものと全く同じなのです。気持ち悪くて破壊したくなる衝動です。

おわりに

ネットでこの恐怖症の名前を偶然知った時は、ほんと気分がスッキリしました。

別にコレでとても苦しんでるわけじゃないですが、他にも同じ症状の人がいると分かったのが、なんとなくホッとしたのです。ぜひとも研究が進んでくれたらと思います。でも被験者にはなりたくないなあ…