フラ語の関係代名詞【 DONT 】の使い方

みなさん、こんにちは。

今日は関係代名詞 « dont » についてです。

 

フラ語の文法では、« de » が一番の曲者だと思います。

en, de+無冠詞名詞, dont, duquel, 部分冠詞のde …

de を制す者はフラ語を制す、です多分。

 

つまり私は de にまつわる文法がどうにも苦手なのですが、

今日はすこし積極的に関係代名詞 dont を観察してみたいと思います。

それではどうぞ、ごらんください♪

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DONT について

dont は代名詞です。

同じ言葉が繰り返されている2文を、1文でスッキリさせるために使います。

 

dont は文中で「動詞・名詞・形容詞の補語」として機能している « de +〇○» の代わりをします。

どういうことか、順に見ていきましょ。

 

動詞の補語 « de +〇〇» に代わる場合

動詞の補語である « de +〇〇» に代わる dont です。

例をどうぞ。

 

J’ai vu un film indien hier soir. Tu m’avais parlé de ce film. 

例えば上の2文。同じfilm が重複していて重いので、de ce film dont に置き換えてスマートにしてみます。

 

 J’ai vu hier soir le film indien dont tu m’avais parlé.

– 昨夜は君が話してたインド映画を観たよ。

 

1文になって ce film もくり返されることなく、スマートになりました。

 

ではもう1例どうぞ。

 

Tu t’occupes d’un animal. Comment appelait-on cet animal ? 

 Comment appelait-on l’animal dont tu t’occupes ? – C’est une marmotte.

– 何て言うんだっけ?君が世話してる動物…
– マーモットね。

 

もう1例どうぞ。

 

J’ai apporté tous les documents. Tu as besoin de ces documents.

 j’ai apporté tous les documents dont tu as besoin.

– 君が必要な書類を全部持って来たよ。

 

【de + 〇〇】をとる動詞、ほかにこんなのがあるよ

このまま覚えて、普通の形容詞みたく使うと便利です。
主語や時制、否定形など、必要に応じて変化させてね。

dont je parle「私が言ってる」
dont je rêve「私が夢みてる」
dont je m’occupe「私が面倒みてる」
dont je me moque「私がバカにしてる」
dont je me sers「私が活用してる」
dont je me souviens「私が覚えてる」
dont je manque「私に欠けている」
dont je prends soin「私が気にかけてる」 
...
dont j’ai besoin「私が必要としてる」
dont j’ai envie「私が欲しがってる」
dont j’ai peur「私が怖がってる」
dont j’ai honte「私が恥しがってる」
...

形容詞の補語 « de +〇〇 » に代わる場合

形容詞の補語である « de + 〇〇 » に代わる場合です。

例をどうぞ。

 

C’est l’ordinateur que je vais acheter. Il est satisfait de cet ordinateur.

 C’est l’ordinateur dont il est satisfait que je vais acheter.

– 私が買うのは、彼が満足してるPCよ。
(C’est…que の構文になってます)

 

« de + 〇〇 » の補語をとる形容詞は、ほかにもいっぱいあるよ

dont je suis capable「私ができうる」
dont je suis content「私が喜んでいる」
dont je suis fier「私が誇り思っている」
dont je suis certaine「私が確かに思っている」
...

名詞の補語 « de +〇〇 » に代わる場合

名詞の補語である « de + 〇〇 » に代わる場合です。

例をどうぞ。

 

Il m’a donné une valise. Les roues de cette valise ne fonctionnent pas très bien.

 Il m’a donné une valise dont les roues ne fonctionnent pas très bien.

– 彼は車輪がうまく機能しなくなったスーツケースを私にくれた。

 

J’ai appelé le monsieur. Tu m’avais donné ses coordonnées.

(ses = les coordonnées de ce monsieur )

 J’ai appelé le monsieur dont tu m’avais donné les coordonnées. Il vient demain.

 君がくれた連絡先の男性に電話したよ。明日来るってさ。

 

「そのうち〇〇個は…」

 Je voudrais trois baguettes dont deux bien cuites, s’il vous plaît. 

(dont deux = deux de ces baguettes)

バゲット3本、うち2本は良く焼けたものを下さい。

 

ちょっと補足

「de を使った複合型の前置詞」の場合は dont を使わず de qui/du quel を使います。

à cause de/ à côté de/ près de/ au milieu de...

- C’est un film. Tout le monde pleure à la fin de ce film.
C’est un film à la fin duquel tout le monde pleure.

これ、最後はみんな涙する映画だよね。

代名詞は同じ言葉の重複を避け、文を単純明快にするための要素。なのに dont を使う問題集の例文はどれもモッサリして大層に見えてしまい、会話では極力使うのを避けてきました。

でもやっぱりdont を使ったほうが便利な場面があるのですね。それが今回上記で紹介した、dont を使った「短い形容詞節」の表現です。まずはこの短い型のまま、単純に形容詞として使てみると楽しいと思います。慣れたらつぎに、所有の代わりの dont を使ってみるとよさそうです。

それではまた次回♪

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