みなさん、こんにちは。
今日はフランス語で「すみません・ごめんなさい」と【謝罪するときの表現】についてです。
毎日「ありがとう」を奮発するフランス人は、「すみません」もけっこう奮発します。
このひとことがあると、相手も自分も必要以上にイヤな気分にならなくてすむので、けっこう便利なコトバなのです。
今日はその便利なフランス語の【謝罪】の表現をいくつか紹介します。
どうぞ、ごらんください♪
Table des matière
Pardon !
①たとえば、誰かにあたった時に。
Pardon !
パるドン !
「あ、ごめんなさい!」
これはもう定番ですね。何度も使って慣れて、反射で言えるようにします。
②人混みの中で道を空けてほしい時に。
Pardon! Vous pouvez me laisser passer, s’il vous plaît ?
パるドン! ヴプヴェムレッセパッセ,シルヴプレ?
「すみませ~ん!通してくださ~い!」
混雑した人混みの中、日本人みたいに周囲に気を配る人はほとんどいません。こちらから言わなきゃ、自分の通る道は空けてもらえません。
③相手の言ったことが分からなかった時に。
Pardon? Vous pouvez répéter, s’il vous plaît ?
パるドン? ヴプヴェれペテ,シルヴプレ?
「なんですか?もう一度言ってもらえますか?」
この場合の「Pardon」は口調を変えることによって、次のようにも使われます。
相手の言ったことが聞き捨てならない時に、
Pardon? Tu peux me répéter ça?
パるドン? チュプムれペテサ?
「なんですって!?もっかい言ってくれる?💢」
『Pardon』は『許し』です。被害者側が与えるものです。
Je te demande pardon. で「私は君に許しを請う」で「君にあやまるよ」という意味になります。
Excuse(z)-moi !
動詞 Excuser は「~を許す」です。
この表現には2通りの使い方があります。
①罪の意識を感じたときに。
Excuse-moi d’être en retard.
エクスキュズモワ デートるオンるター
「遅れてごめん」
Excusez-moi de vous déranger.
エクスキュゼモワ ドゥヴデろんジェ
「おじゃましてすいません」(ちょっと失礼します…)
話し中の輪の中に割って入らなればならない時などに。
②だれかを呼ぶときに。
Excusez-moi ! (= S’il vous plaît ! )
エクスキュゼモワ! (シルヴプレ!)
「ちょっと、すみませ~ん!」
例えばカフェや店などでスタッフを呼ぶときに使います。
Désolé(e) …
①罪の意識を感じたときに。
Excuse(z)-moi と同じようにつかえます。
Désolée, je me suis trompée…
デゾレ,ジュムスィトろンペ…
「ごめんね、まちがっちゃったわ」
Je suis désolé de t’avoir fait attendre.
ジュスィデゾレ ドゥタヴォワーるフェアトンドる
「待たせてしまってごめん」
この『Je suis désolé(e)』という表現は相手に謝るとき以外にも、次のような使い方もします。
②遺憾・残念に思う気持ちを表すときに。
同じ意味で改まった表現の 『Je suis navré(e) ナヴれ』をつかうこともできます。
Je suis désolée de ce qui est arrivé.
ジュスィデゾレ ドゥスキエタりヴェ
「今回起きたことを残念に思うわ」
書くとき、主語が女性なら être désolée/navrée です。「e」を忘れずに!
おわりに
あいさつはいろんな意味で大切。現地の言葉をうまく話せる話せないとは関係なくて、人間同士の関わりの基本だと思います。
「ありがとう」と同様に「すみません」がフランス語でサラッと口から出るようになると、気持ちいいですね。モチベーションが上がって、フラ語を勉強するのがどんどん楽しくなります。
ではでは、また次回♪