フランス語・形容詞【 Nouveau 】名詞の前 / 後でどう意味がちがう?

 

« une nouvelle voiture » と « une voiture nouvelle »

この2つの文、それぞれ意味がちがうのは知ってるけど、いまいち違いがピンとこない…

今回はこの « nouveau » の位置による意味のちがいです。

 

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はじめに

形容詞 【nouveau(x)♂ nouvel(s)♂ / nouvelle(s)♀】 

反対は « ancien »

 

« nouveau » は名詞のまえにおきます。たまに名詞のあとにおきますが、その場合は意味も変ってきます。

« nouveau » の位置の使い分けは意外とややこしく、簡素かつ明確に解説してあるものにあまり出会いません。それに名詞のあとに « nouveau » がある場合、ひとつの表現として定着してしまっている場合も多いです。

よって、そのまま熟語として覚えるのもオススメですが、ちがいを何となくでも把握しておくのは大切かと思います。ここでは個人的に解釈している方法をのべてみます。

それでは違いをみてみましょ。

【nouveau】が名詞の「まえ」

« nouveau »が名詞の「まえ」にある場合、あとからやって来た = あたらしい』の意味です。

 

une nouvelle copine  「新しい彼女」 元カノのあとにやってきた彼女

un nouvel élève  「新入生」 後からやってきた生徒

un nouveau modèle   「ニューモデル」前のモデルのあとにやって来たモデル

les nouvelles technologies  「ヌーベルテクノロジー」以前の科学技術のあとに出てきた科学技術

un nouveau virus   「新ウイルス」前のウイルスのあとに出てきたウイルス

un nouveau livre    「新刊本」以前でた本の後にでた本 (例) 〇〇氏のあたらしい本

un nouveau style   「新スタイル」以前のスタイルの後に来たスタイル

un nouveau gouvernement 「新政府」前あった政府のあとにできた政府

 

【nouveau】が名詞の「あと」

« nouveau »が名詞の「あと」にある場合、『 今まで存在しなかった性質をもつ初めての物 = あたらしいのニュアンスが前面にでます。(←うまい表現が見つからず変な文です)

つまり、斬新だとか、奇想天外だとか、型破り的だとか、前例がないとか『性質の目あたらしさ』に視点がおかれます。う〜ん、なんかよく分かんないですね…

例文で意味の違いを比較してみます。感覚で理解してみてください。

 

une nouvelle voiture   ある車のあとにやってきた車  (状況例) 新しいクルマ買ったよ!/新しい車がほしいなあ。

une voiture nouvelle  「新型車」今までになかったまったく新しいタイプの車

 

de nouvelles pommes de terre   前あったジャガイモのあとにやって来たジャガイモ  (状況例) 新しいジャガイモから使いなさい /新しいジャガイモが入荷したよ!

des pommes de terre nouvelles  「新じゃが」初物のジャガイモ

 

un nouveau mot    あとからやって来た言葉 (状況例) 本で新しい言葉を知った / こどもが新しい言葉をおぼえる

un mot nouveau  「新語」今まで存在してなかったコトバ

 

une nouvelle idée    前のアイデアの後に湧いたアイデア (例) 新しいアイデアがひらめいた

une idée nouvelle   今まで誰も発想したことのないようなアイデア

 

une nouvelle vie   「新生活」前の生活のあとにやって来た生活  (例) 離婚後の新生活

une vie nouvelle     今まで誰もやったことのないスタイルの生活

 

de nouvelles chaussures    以前の靴の後にやってきた靴 (例) ナイキがあたらしい靴をだした

des chaussures nouvelles    (注: 極端な例です) 今までなかった新発想の靴。たとえば、空とべる靴とか…

 

まとめ

« nouveau » は基本的に名詞の前におきます。『あとからやって来た』ので「あたらしいです。

名詞の後にある場合は『性質の目あたらしさ』のニュアンスが前面にでます。

なかなかうまく説明できなかったですが、少しでもニュアンスをつかんでもらえたなら幸いです。