みなさん、こんにちは。「自分を好きである」ということについて。
若いころはこんなこと真剣に考えたこともなかったけど、社会人になり人生を歩むにつれてどんどん深く考えるようになったテーマです。
「自分すき?」ときかれて答えられない、もしくは「自分を好き」ということ自体がどういうことなのかよく分からない…
そんな状態が長くつづきました。
ある日、親友ソニアと知りあいました。そこから自分に対する見方がガラッとかわります。
自分を愛せている彼女は誰もが「キレイだなあ!」と感じる空気を持っていたんです。
Table des matière
【自分を好きになる】ってどういうこと?
それは「自分が、自分自身を認めて受けとめれている」状態。
「自分を好きになる」のは、幸せでいられるための、いちばん確実な方法です。
「自分を好きである」ときくと、それってある意味「自己中心的」になるってこと?と思ってしまうけど、「自分をすき」であることと「自己中心的」であることはまったくの別モノ。
自分を愛せるひとは、他人も愛せるから自己中心的にはなれない。
自分を正しく愛せていないほうが、自己中のワナにはまりやすいです。
自分を愛せてる人の共通点。
「自分好きやで!」と答えられる人にはわかりやすい共通点があります。
かれらは、自分の長所をいくつもカンタンに見つけてしまうのです。
「エ?そんなことが長所になるか?」とわたしが思うコトでも、かれらにとっては自分の大切な長所。
そういう人たちは、他人の長所もいともカンタンに見つけてしまいます。
わたしだったら短所だと思うコトを、かれらは長所視点に変換できる。
つまり、ものごとをポジティブにみれる力があるのです。
自分に対する正しいハードルの設定の仕方を知っているんです。
「自分を好きな人」は自分自身のよいところを、どんな小さなコトででも見つけられる人。
そして不思議とそういう人って、男も女もステキに見えるんです。
わたしはソニアに言われました。
「自分が自分を好きになってあげなくて、だれが自分をずっと好きでいてくれんのよ~」
ほんとそうです。
自分を愛するために。
自己否定をやめて、自分をほめる。
自分を好きになれない人は、自分にネガティブな評価を下すことがクセになっている場合が多いです。
ネガティブな自己評価から「つぎは頑張らなきゃいかんぞ!」と自分を奮い立たせようとする。
だけど、一度マイナス方向に沈めてしまったものをプラス方向に引き上げるのは、ものすごくエネルギーがいります。
それなら最初から、自分をプラス側に置いて再スタートを切った方が断然ラクなのです。
自分を批判するかわりに、どんな些細なことでもいいから賞賛とはげましのことばに置きかえてみる。
思っていたような成果がでなかったときに、
「なんでわたしってこんなにアホなんやろ…」のかわりに、
「こういうコトは出来た!ココは良かった!」「つぎも頑張ろ~」と前を向く。
後悔と自己嫌悪に没頭していても、過ぎ去った結果や次の結果が絶対に良くなるってわけではありません。
自分の評価基準は「自分自身」。
「他の人にくらべて自分はこうだ」と他人を基準にして判断するクセ。
あの子はできたのに、わたしはできなかった。
わたしはこうだって、あの子もこうだった…
これは、劣等感だけでなく不健康な負の感情を呼びおこすので、心がどんどんトゲってきます。
自己評価の基準が「自分」でなく「他人」だと、いつも「自分」が「他人」によって振り回されるので、ものすっごくシンドイです。
自分の芯にブレがでない人は、評価基準を自分にもっている人。
そういう人はアクシデントで自分を見失いそうになっても、芯がしっかりしているのですぐに自分自身をとりもどせます。
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「自分をすきになる」のは、「わたしは幸せだ~!」と感じられるようになるいちばん確実な方法。
日々、ちっこいことにでも幸せを感じるというのは、ほんと大事だと思います。
ソニアは「自分を好きになれると、自分がブレなくなるからラクになる」と言います。
自分のだした結果が、誰もが認める最高のものでなくても、「じぶん、ようやったやん!」と言ってあげるほうが、そのあとが良い方向にころがります。
なぜなら、ココロの状態がそのまま自然と、ものごとの結果として現れてくるからです。