みなさん、こんにちは。今日はフランス語【~する実力がある/ない】の表現についてです。
「~する能力がある、~できるレベルだ」「~する実力はない、匹敵しない」など、この手の意味の表現方法は、日本語でも多数あるように、フランス語でも色んな言い方が考えられます。
今日はその中でも、知っていると便利な言い回しを1つ紹介します。
【~する実力がある/ない】はどう言う?
「~する力がある」という意味を表現したい時、
« être à la hauteur »
がつかえます。
特に「否定形」の
« Ne pas être à la hauteur »
はよく使います。
ちょっと例をみてみましょ。たとえば、
大会に出場する決心がつかずモジモジしてる人に、
Fais-toi confiance. Tu es largement à la hauteur.
自分を信じろよ、十分そのレベルの実力があるんだから。
上司に重要な仕事をまかされそうになって、
Je ne suis pas à la hauteur de vos attentes.
私にはあなたの期待にそえるような実力はありません。
女子の会話で、
– Comment ça va avec ton nouveau copain ?
– Ça va, on s’aime, mais je le trouve trop beau pour moi, et ne me sens pas à la hauteur…
-新しい彼氏とどお?
-上手くいってるよ、お互い好きだし。でもね彼、私にはかっこ良すぎて、自分は彼にそぐわないんじゃないかと感じるの…
« être à la hauteur » は直訳すると「その高さにいる」ということ。
つまり「それに必要なレベルにいる/いない」というニュアンスで、『その実力があるのか、それに堪えうるのか、それに対応できるのか、それに匹敵するのか』ということを表現できます。
ちなみに同じような意味に、
« être capable de… »
という表現もあります。
これは「可能性」を基盤にした表現です。
よって「~する能力がある」という基本的な意味のほかに、「~しうる、しかねない」といったニュアンスを含むことのできる表現です。
わたしには無理だわ… Je suis pas à la hauteur…
ぜひ « être à la hauteur » をつかって、会話や作文をしてみてくださいね!