みなさん、こんにちは。
今日のフラ語の表現は【口が軽い・堅い】です。
何でもかんでも口外する「口が軽い人」
容易には情報を漏らさない「口の堅い人」
さてさてフランス語では何て言うのでしょ。
それではどうぞ、ごらんください♪
savoir tenir sa langue
「口が堅い」は savoir tenir sa langue その否定形で「口が軽い」 ne pas savoir tenir sa langue
savoir「知っている」
tenir「留める・持つ」
langue「舌」
つまり tenir sa langue は「黙っている」ことで、そのやり方を知っているか、という表現です。
ちょっと例をどうぞ。
女子が2人ヒソヒソ話…
– Maintenant, tu sais tout ! Mais ne le dis à personne.
– Ne t’inquiète pas. Je sais tenir ma langue.
– これであんたも事情通。けど誰にも言わないでね。
– 心配しないで、私は口堅いから。
ne…personne「誰も〜ない」
s’inquiéter「心配する」
savoir+V「〜の仕方を知っている」
〇〇ちゃんにも相談しようという友達に、
– Tu penses lui en parler ? Fais attention, elle ne sait pas tenir sa langue.
彼女にも話すつもり?気をつけなよ、彼女シャベリだから。
penser +V「〜するつもり」
parler de「〜について話す」
en parler「それについて話す」
faire attention à「〜に注意する」
— —
フランスの人は皆おしゃべりです。でも「口が軽い」とはまた別で、自分のことを延々と話せる人が割合多く(私の周りだけか?)、他人の事や家庭内のことをネタにするのは稀に思います。とにかく自分の意見を述べるのが好きな人たちなので、普段の会話でも相手の発言中には割り込まないなど、会話マナーはとても大切にしていると感じます。
それではまた♪