フランス語の「笑える」名言集

名言・名フレーズで学ぶフランス語【ユーモア・笑える】編

みなさん、こんにちは。本日はフランス語の名言・名フレーズ【ユーモア・笑える編】です。

有名人の名言など「おもしろい言い回しだなあ」と思うフレーズ12本を紹介します。

フランス語の勉強にもなるように、なるたけ短文構成の楽しいそうなものを選んでみました。

それではどうぞ、ごらんください。

 

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フラ語の名言【ユーモア・笑える】編

« La pression, il vaut mieux la boire que la subir. »
Anonyme

 

この pression♀は「生ビール」と「圧力」の意味があり、その2つをかけています。

『プレッションは耐えるより、呑むほうがいいね!』

Il vaut mieux A (inf.) que B = BよりAするほうがいい。   

 

« Je ne suis pas superstitieux. Ça porte malheur. »
Coluche

 

コリューシュは皮肉の効いたスケッチで有名な人で、数多くの名言を残しました。

superstitieux は「迷信深い」という形容詞。

Ça porte malheur/bonheur. は「不運/幸運を呼ぶ」という定番の表現です。

『ぼくは迷信深くないよ。だって(迷信深いことは)不運を招くからさ。』と言ってるのですが、そう言ってる時点で「迷信深いやん!」ってことですね。

 

« Si les lentilles vous font péter, portez des lunettes. »
Philippe Geluck

 

les lentilles には「コンタクトレンズ」と「レンズ豆」、

péter には「オナラする」「壊れる」の意味があり、

それをかけてます。

 

この faire は使役で、faire péter で「オナラさせる」。

『レンズ豆 (コンタクト) でオナラでるなら、メガネかけな』ってことです。

 

« Un égoïste, cest quelquun qui ne pense pas à moi. »
Eugène Labiche

 

『エゴイストって、ボクのことを考えない人のことだよ』

これも笑える名言。そう言ってるあんたがエゴイスト!

quelquun は「誰か/ある人」という人を指す代名詞。

qui 以下は関係節で quelquun にかかります。

penser à = ~について考える。

 

« Un intellectuel assis va moins loin quun con qui marche. »
Michel Audiard

 

『座ってるインテリは、行動するバカほど遠くへは行けないね。』

オディアールはユーモアに富んだ、映画のディアログ制作で多数の名セリフを残しています。

文の骨格は « A va moins loin que B » で「ABより遠くへは行かない」という比較級文。

con♂= バカ

 

« Les cons, ça ose tout. Cest même à ça quon les reconnaît. »
Audiard

 

『バカどもってのは、厚かましくも果敢に何でもやるのさ。まあそれでもってバカだと分かるんだけどね。』

後ろの文は « Cest… que » を強調するための構文。

この même は「同じ」の意味ではなく「まさしく」という感じの強調。

oser + inf. = 思い切って~する
reconnaître à (ça)= ~(それ)でもって見分ける

 

« Voler, cest quand on a trouvé un objet avant quil soit perdu. »
Coluche

 

『「盗む」ってのはね、紛失される前に物を見つけた時なんだよ。』

なかなか上手い表現です。 

« avant que » 「~の前に」のあとは接続法。 ちなみに « après que » のあとは直接法です。

 

« Mozart était tellement précoce quà 35 ans, il était déjà mort. »
Pierre Desproges

 

『モーツァルトはものすごく早熟だったから、35歳の時にはもう死んじゃってたんだよ。』

デプロージュは辛辣なブラックユモリストとして有名でした。この名言も、笑える部類ではあるんですが辛辣に響きます。

文の骨格は « tellement… que + SV » で「とてもなので~だ」。

précoce = 早熟な (adj.)

 

« Il y a un marriage qui rend un homme heureux, cest celui de sa fille. »
Audiard

 

『男を幸せにする結婚が1つある。それは娘の結婚さ。』

なるほど

celui は代名詞で un marriage を指してます。

動詞 rendre は「返す/返却する」が基本の意味ですが、そこから「~を〇〇な状態にする」という表現ができます。

qui 以下の関係節の元の文は、Un marriage rend un homme heureux. 「結婚が男を幸せにする」です。

この « rendre qn + adj » の使い方は覚えておくと便利。

« Ça me rend triste. » さみしくなっちゃう。

 

« Dieu a créé lhomme. Et ensuite, pour le remercier lhomme a créé Dieu. »
Philippe Geluck

 

『神は人を創った。でもってお礼に、人は神を創ったのさ。』

おお!ほんとそう。グリュックはベルギーの人でバンデシネ « Le chat » で特に有名。

pour le remercier の代名詞 LE Dieu を指しています。

 

« Jessaye de noyer mon chagrin dans l’alcool mais depuis le temps… Il a appris à nager. »
Philippe Geluck

 

いい訳が頭に浮かばないので直訳します。

『悲しみを酒の中で溺れさせようとしてるんだけど、いつのまにか(悲しみは) 泳ぎ方を覚えちゃってね

好きですね、こういうユーモア。

« noyer mon chagrin dans l’alcool » で酒で悲しみを紛らわしてる情景が静かに響く中、「泳ぎ方覚えたよ」って

爆笑するわけじゃないけど、確実に可笑しさを感じる上質な表現だと思います。

essayer de = ~を試みる
noyer = 溺死させる  (se noyer 溺死する)
apprendre à +inf = ~することを学ぶ。

 

« Quand jétais petit à la maison, le plus dur cétait la fin du mois… Surtout les trente derniers jours ! »
Coluche

 

『子供のころ、うちで一番辛かったのは月末とくに最後の30日間がね!』

最後の30日って… ひと月30日ほどしかないから、つまりずっと切り詰まった生活だったてことですね。

 

 les trente derniers jours のような ‘‘derniers’’ の使い方は便利です。

例えば、ces derniers jours「ここ数日」、ces deux dernières semaines「ここ2週間」。

le plus dur は最上級「一番辛いこと」

 

 

おわりに

真面目に的を射た名言もステキですが、「笑える名言」は読んでてほんと楽しいです。意味が分からない所があっても、辞書使って必死で笑いのポイントを理解しようとしてしまいます。

日本語でもそうですが、シンプルな文体ってキレイで、すっと心に入って残ります。ぜひ「笑える名言」をフランス語の勉強に役立ててみてください!