フラ語の名言「男と女」編

名言・名フレーズで学ぶフランス語【男と女】編

みなさん、こんにちは。今日はフランス語の名言・名フレーズ【男と女】編です。

文意がちょいとマッチョで時代を感じさせるものもありますが、楽しくフランス語を学べそうな文をピックアップしてます。それではどうぞごらんください!

 

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フラ語の名言【男と女】編

« Qu’y a til de pire quune femme ? Deux femmes.»
Jean Cocteau

 

映画・小説・劇・画とマルチ芸術家で、俳優ジャン・マレの彼氏としても有名なコクトー。

『女 (une femme)よりも最悪なものってあるかい?女が2人さ!』

ヒドイなあ

 

pire mauvais の優等比較級で「より悪い・よりヒドイ」という意味。

この de + adj. の形はちょっと特殊ですが、不定/疑問/中性代名詞に形容詞をくっつける場合に使われる de です。少し頭の片隅に入れておくとよいと思います。

たとえば、

” Quoi de neuf ? “

何か変わったことは?

” Cest ce quil y a de mieux.”

これが (今ある選択肢なかで) 一番良いです。

” Il ny a rien dautre.”

(これ以外に) 他には何もないよ。

 

« Plus je connais les hommes… plus j’aime les chiens ! »
Sacha Guitry

 

『男を知れば知るほど、ますます犬が好きになるわ!』

オトコを犬と並べてるのは、ふむふむ、なかなか面白い表現ですね。女にはきついギトリなので、裏がありそうな気がしなくもないですが

文の骨格は「Plus…, plus… すればするほど、ますます〜になる。」

 

« La bigamie consiste à avoir une femme de trop; la monogamie aussi. »
Coluche

 

『重婚とは余分に妻を1人もつこと。一夫一婦婚もそう。』

一夫一婦制でも妻がひとり「余計」だなんてなんともコリューシュらしいです。

de trop = 余計な、余分な
consister à +inf. = ~することにある

 

« Ne vous vengez pas dune femme, le temps sen charge pour vous.»
Paul Claudel

 

『女に復讐しないように。時間が代わりにやってくれるから。』

美が命な女も時間と共に老けるから!ってことです。

男性は熟年とともに風格が出てカッコよくなるけど、逆に女性は美しさを失なって… な事を何度か耳にしたことがあります。女性だって色っぽい老け方する人いるよー!と言いたいですな。

 

venger は日本語を基に考えてしまうと、少し頭のこんがらがる動詞なので注意。

venger A. = A の名誉を挽回する
se venger de B = Bに復讐/仕返しをする (自分の名誉を挽回する)

« Je venge mon père.»

オヤジのかたきを討ってやる。

« Je vais me venger de lui !»

あいつに仕返ししてやる! 

 

se charger de = ~を請け負う。

« Je men charge. »

ぼくが (それを) 引き受けるよ。

 

« Les mecs cest comme les pâtes, si tu les chauffes trop, ça colle !»
Anonyme

 

『男はパスタみたいなもんよ。熱しすぎたらくっつくよ!』

これは今時な表現ですね、サラッとしてます。

mec = オトコ (砕けた表現)
des pâtes pl. = パスタ
coller  = 貼る・くっつく

 

« La femme ne voit jamais ce quon fait pour elle, elle ne voit que ce quon ne fait pas. »
Georges Courteline

 

『女は、人が自分にしてくれてる事は全然見えなくって、人がやってくれない事しか見えないんだ。』

これも辛辣だなあ。

 

文の骨格は「ne… jamais 決して~ない」「ne… que ~しかない」の否定文です。

ce que +SV で「~という事」と名詞句が作れます。

 

« Ma femme et moi avons été heureux pendant 25 ans. Cest à cet âge-là que nous nous sommes rencontrés…»
Sacha Guitry

 

『妻とボクは25年間幸せだったんだ。その年にお互い出会ったってことさ

つまり、お互い25歳のときに出会って、その出会う時までが幸せだったってことです。

5回婚歴があって妻に浮気されてたギトリは多数の名言を残してますが、これはちょっとさみしいですねぇ

 

ma femme et moi =「私たち」なので動詞 avoir nous の活用型をつかってます。

後ろの文は Cest… que… の強調構文。

se rencontrer = お互いに出会う/知り合う

 

« Le plus beau vêtement qui puisse habiller une femme, ce sont les bras de lhomme quelle aime.»
Yves Saint Laurent

 

『女性に似合う一番美しい服は、愛する男性の腕。』

ひゃー。読んでて恥ずかしいけど、おしゃれで綺麗な表現です。

Le plus beau vêtement 最上級表現が先行詞にきてるので、qui 以下の従属節は接続法になってます。

 

« Je me suis marié deux fois: deux catastrophes. Ma première femme est partie, la deuxième est restée.»
Francis Blanche

 

『ぼくは2回結婚したんだけど、2回とも大惨事。最初の妻は出て行ったし、2人目は留まっちゃったんだ!』

これはカワイイほうですね。

catastrophe = 大惨事・えらい災難

 

« Quand on sest connus, ma femme et moi, on était tellement timides tous les deux quon osait pas se regarder. Maintenant on ne peut plus se voir. » Raymond Devos

 

『妻とぼくは知り合った頃、2人ともすごく恥ずかしがりで、お互い見つめ合うこともできなかったんだ。それが今じゃ、もはや顔合わせることもないもんね。』

se regarder 目で見合う」と「se voir 顔を合わせる」の意味の違いで面白さが出てる文です。

 

最初の文の骨格は、tellement… que + SV 「とてもなので~だ」です。

ma femme et moi 妻と私 = 私たちを「On」で受けてるので sest connus, est timides は複数形で一致。

oser = 敢えて~する/ 思い切って~する

 

おわりに

時代背景があるのか結構女性に辛辣な言葉が多いですが、中には綺麗な文もあるので、フランス語の勉強として面白おかしく楽しんでもらえたらと思います。