フランス語「主語と動詞の一致」について

フランス語の文法【主語と動詞活用の一致】について

みなさん、こんにちは。本日はフランス語の文法【主語】による動詞の一致についてです。

今回の一致は主に「主語に対して、どの人称の動詞の活用を使うのか」です。

それではさっそく見てみましょ。例によって細かい内容の多いテーマなので、ここは知っておきたい点を中心にまとめてます。

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【主語が単独】の場合

動詞は主語の人称に対応する活用を使います。

動詞 être のあとに続く形容詞は、主語の性数に一致させるのを忘れないように。

 

Son fils est beau.

彼の息子はカッコ良い。
主語は3人称単数男性。

 

Ses filles sont belles.

彼の娘たちはキレイだ。
主語は3人称複数女性。

 

Tu es beau.

君カッコいいね。
Tu が男子の場合。

 

Tu es belle.

君キレイだね。
Tu が女子の場合。

 

Vous êtes belles.

あなたたちキレイだわ。
Vous が女子ばっかりの場合。

 

Vous êtes beaux.

あんたたちカッコいいね。
Vous が男子ばっかり、または男女で混ざってる場合。

 

【主語が複合型】の場合

主語が【et】でつながれている場合

 

Son fils et ses filles sont beaux.

複数ある主語の中に男性名詞が1コでもあれば、男性扱いが適用されます。

 

Pierre et Anaïs regardent la télé.

「ピエールとアナイス = 彼ら」なので ils の活用を使います。

 

Pierre et moi regardons la télé.

「ピエールと私 = 私たち」なので nous の活用を使います。

 

Pierre et toi regardez la télé.

「ピエールと君 = あなたたち」なので vous の活用を使います。

 

 

主語が【ou】でつながれている場合

文意によって、動詞は「単数 / 複数扱い」になります。

 

Ma mère ou mon père viendra me chercher. 

母か父が迎えに来ます。

どっちか片方 (= l’un ou l’autre ) が迎えに来ると聞こえる。

 

Le pull blanc ou le gris vont bien ensemble avec ce pantalon.

白かグレーのセーターがこのパンツには合うよ。

どっちの色 (= les deux) も似合うと聞こえる。

 

 

主語が【ni…ni】でつながれている場合

動詞は複数扱い」が多いです。がたまに「単数扱い」もあります。

 

Ni ma mère ni mon père ne viennent me chercher.

母も父も私を迎えには来ない。

 

Ni l’un ni l’autre n’ont/n’a raison.

どっちも正しくないね。

 

 

主語が【集団を意味する単語】の場合

groupe, foule, troupe, troupeau…など

「群れ」を表す単語は、

単独で使われる場合は「単数扱い」

後に ” de+名詞 ” がくる場合は「単数/数扱い」どちらもあります。

 

Le groupe A  est déjà parti.

Aチームはすでに出発した。

 

Un groupe des enfants arrivent vers moi.

子供の一団が僕の方にやってくる。

不定冠詞で動詞複数扱いだと、塊よりも数の多さが引き立ちます。

 

主語が【量を表す副詞/La plupart】の場合

Beaucoup, Trop, Peu…, La plupart は、

後に続く名詞が

複数なら「複数扱い」

単数 (数えられない名詞) なら「単数扱い」

 

Beaucoup de gens pensent comme toi.

多くの人が君と同じように考えている。

 

Beaucoup de monde est arrivé en même temps.

多くの人が同時に到着した。

 

 

おわりに

La plupart de は複数扱い」など覚えるしかないものもありますが、できるだけ「文の真意」を考えるようにしたら、判断の助けになるのではないかと思います。