【パリのスリ】には要注意!華麗なる彼らのテクニックと旅行者の対策

10年の間に3回 ! もスラれました。イヤになります。

こんだけやられるのは、私がバカなのだと思いますが、多くの人が1回は洗礼を受けています。それは現地のフランス人たちでも同じです。

彼らスリ犯たちはこちらのスキを見事についてきます。人混みの中はもちろん、何かに集中している時、荷物だらけで疲れている時、滞在生活に慣れた頃… そんな時に彼らの罠にかかることが多いです。

この経験から、彼らのアイデアに富んだ戦略と防スリ対策を考えます。ぜひ旅行の際の参考にしてみてください。

スポンサーリンク

スリのパターン

経験その1 署名ちょうだい作戦

空港へ向かう電車(RER)の中でのこと。

5、6人の中学生くらいのグループがいました。1人が紙を挟んだ台帳を手に持ち、グループみんなで団子になって、電車の乗客たちに何やら署名を求めて回っています。座っている私のところに一団が来ました。

まず先頭の子がその台帳を、私の顔と膝に乗せてるカバンの間に差し置いて、署名ちょうだい」と言います。その後、2人3人と順番に、私に署名を求め続け、全員が過ぎ去るまで20秒ほど。その間、私の顔の前にはずっと台帳が差し出されていて、私とカバンとの視界を遮っていました。

トンマな私は空港に着いてからスラれたこと気づきました。カバンのファスナーは半分ほど開けられていました。

経験その2 親子でスペクタクル作戦

空港バスでパリ市内のオペラ座横に到着し、下車してすぐのこと。

私は長時間のフライト後でクタクタの上に、荷物だらけです。スーツケースをゴロゴロ引っ張り、背中には荷物しょって、腕にはファスナー式バッグ。 (またしてもファスナー!)

そこへ後ろから、パパと小さい息子の父子がやってきます。父子は歩きながら大声でジャレ合っていて、いや、周囲の人も呆然とするほど騒いでます。彼らはチラホラこちらを見ながら私を追い抜いていき、前方でもまだハシャギ続けています。

その間、私のすぐ斜め後ろに女の子が2人、金魚のフンみたいにくっ付いていました。女子が2人背後にいるなと気配は察知していたものの、前方で繰り広げられる父子スペクタクルに、すっかり気を取られていました。

「もしや!」と思った時はすでに遅し。女の子たちは猛スピードで走り去り、ふと気づくと、例の父子もいなくなってました。

経験その3 クラシックバージョン

スーパーで買い物をしていた時のこと。買い物バッグの外面にあるファスナー式ポケットに、財布を入れていました。またまたファスナーです。

後ろから中学生くらいの男の子2人が、大声でしゃべりながらやってきてます。通りすがり、自分たちの会話に気をとられていたかのように、私にぶつかります。

クラシックですね… みごと引っかかりました。

スラれないための対策と注意点

パスポートだけは絶対べつに管理しておく。

特に滞在日数の短い旅行でパスポートを盗られたら、面倒くさいことになります。警察に行って盗難紛失届を出して証明書をもらい、それ持って大使館へ行って旅券再発行か渡航書申請をしてと、えらい手間と時間がかかります。パストートだけは、何が何でも紛失しないよう、財布とは別で保管します。

クレジットカードと現金も別々に管理する。

カードも現金もまとめて盗られたら、身動きが取れなくなります。

私は貴重品はまとめて管理する派でした。バッグや身につけるなどして貴重品を分散させると、管理が煩雑になるのがいイヤだったのです。ですが、まとめて一箇所に持ってると、イザという時の被害が大きすぎます。

ファスナー丸見えのカバンはNG。

彼らはバッグのファスナーを開けてきます。もし、どうしてもファスナー丸見えのカバンを持たなければならないのなら、相手はツマミから開けてくるので、閉めたファスナーのツマミが自分側に向くようにバッグを持つこと。

バッグの前後を気にして、オシャレして持ってる場合ではないです。ショルダーバックを背面にまわしたり、ファスナーリュックも危険。口の閉まらないカバンなんて論外です。

置き引き、ひったくりも多いので、絶対に荷物から手と目を離さないこと。

これは基本ですが、意外とふとやってしまう行為です。置いた瞬間を狙われます。カフェで椅子の背にバックを引っ掛けておくなんてダメダメ。iphon をいじくってる間も注意です。

混雑したメトロの中で、カバンを切られて貴重品を盗られた、という知り合いがいました。人混みでは、カバンは抱えて持つぐらいの方が安全です。

さいごに。「彼らはプロです」

ここでは私の経験した3パターンを挙げましたが、他にも色々な作戦があると思われますが、基本は同じです。とにかく獲物の意識をわざと別の方向にそらし「スキ」を作らせるのです。そのため、犯行は単独だけでなくグループであることが多いです。片方が獲物の気を引いて、もう片方が突くパターンですね。

上記『経験その2 』のように、家族でやってるんやな…というケースもあります。”親子”というだけで根拠のない勝手な安心感を持ってしまい、そこをつかれました。ちょっとの油断が、面倒なことにつながります。

せっかくの楽しい旅行を台無しにしないために、安心して街の散策を満喫することができるように、貴重品の管理の仕方、バッグのタイプや持ち方はよく考えるようにするのが賢明です。