フランス語でBonjourのルール

フランスの挨拶にルールはある?【知人や初対面】の人と出会う時。

今日は、フランスにおける、知人や初対面の人と出会った時の挨拶についての話です。

ごはん会やパーティーの多いフランスでは、知らない人と出会う機会はとても多いです。

『誰かを紹介したり、紹介されたり』何となくで済ませてしまうことが多い挨拶にも、一応のルールはあります。

くだけた仲間内では堅苦しいルールはまずありませんが、基本的なことは常識として知っておいても損はないと思います。

それではちょっとフランスの「こんにちは」をみてみましょ。

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目上の人への挨拶

誰かに人を紹介する時の基本は、「男性を女性に」「若い者を年配に」「下の人を上の人に」紹介します。仕事関係や人付き合いなどで、気取らなければならない場面ではこのルールになりますね。握手は、上の人が手を差し出したら、下の人が受け取るという関係になります。

Darc     « M.Milan, je vous présent M.Pignon. »
Pignon « Bonjour, Monsieur »
Milan   « Bonjour »

ダルク「ミランさん、こちらピニョン氏です」
ピニョン「こんにちは、ムッシュー」
ミラン「こんにちは」

 

目上の人への « Bonjour!» について。

職場や先生など目上の人に Bonjour を言う時は、丁寧で形式的な « Bonjour, Monsieur »、または単純に « Bonjour » をつかいます。

« Bonjour, M.Milan » と名前を言うのは、下手すると相手をチャカして聞こえるので、目上には使いません。ですが、お店の人がフレンドリーさを表すために馴染み客に言うことはあります。

 

「ごきげんいかが」ときかれたら?

Bonjour のあとに「ごきげんいかが」ときいてくるケースがあります。

Milan   « Comment allez-vous ? »
Pignon « Très bien, merci, et vous ? »

 

フランス式挨拶の定型では、体調の良し悪しに関わらず « Très bien » と無難に答えておきます。まあ確かに「ちょっと体の具合が悪くて。」とか定型の挨拶に言われてもな… というのも分からなくはないですね。

くだけた仲間同士しだと、あまり気を使うこともなく「今は風邪気味だからビズしないよ!」とか、挨拶時に体調不良を言うのはあります。

親しい仲間うちでの挨拶

上下関係を意識しない仲間内では、特にルールはありません。« Bonjour ! » のタイミングで、女性同士 /女性男性は頬を寄せ合ってビズすることが多いです。男性同士のビズはする人もいるし、しない人も多く、ビズのかわりに握手をすることもあります。

« Anaïs, je te présente Pierre. »
« Bonjour »
« Bonjour »
(Bise)

 

簡略化された紹介に、

« Anaïs, Pierre, Pierre, Anaïs »

アナイス、こちらがピエールだよ。ピエール、こちらがアナイスだよ。

名前だけ列挙されてますが、2人を交互に同時紹介してる例です。

 

ちょっと「ビズ」について。

« la bise » ビズは、右頬からか左頬からか、2回か3回か4回か、は地方によって違ってきます。パリ圏は右頬から2回チュッチュが多いでしょうかね…

回数はともかく、右が先か左が先かでミスると、下手すると相手の唇にビズしかねない😱ので、特に初対面でのビズはお互いに様子を伺い合います…

 

自分の名前を名のる場合。

フランス語の授業では自己紹介用に « Je m’appelle 〇〇. » を真っ先にならいます。この表現は日本語での「〇〇と申します。」に近く、自分の名前を言うことに重きをおきたい時に使えます。

丁寧なのでどこでも問題なく使えるのですが、日常生活の軽い人付き合いなら、自分の名前 (ファーストネーム) だけを言うことが多いです。

« Je suis Tom, un ami de Luis. »
« Moi, c’est Jade. »

「ルイの友達のトムです」
「わたしはジャッドよ」

ごはん会など初対面で順繰り挨拶して回るときは、

« Bonsoir »
« Bonsoir. Chloé. »
« Jade. »

「こんばんは」
「こんばんは、クロエよ。」
「ジャッドです。」

てな具合で名乗りながら、さらっとビズして済まします。

相手の名前を聞きたいときは、自分の名前もちゃんと名乗るのを忘れずに。

 

おわりに

挨拶のバリエーションは様々ですが、大筋はこんな感じです。

フランス人は、初対面ではとくに OUI/NON で答えられる質問を好むと聞いたことがあります。といっても、相手に質問されて OUI/NON で答えたらそれで終わりというのでなく、相手はそこからこっちが話を展開するのを待っているケースがほとんど。

グチャグチャ聞かれるのが苦手な人は、相手に質問をふるのも手。答えたくない質問には、答えにくいですとニッコリ穏やかに言えば失礼にはなりません。

一旦知り合いになってしまえば何てことない人との会話ですが、初対面ではすこし緊張します。語力に限界があったり、間が苦手な人なんかはとくに… でもニッコリ笑ってドスッと構えてたら、大抵向こうから上手く話しをころがしてくれます。笑顔だけは忘れずにね!

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